日本の紙や板紙の生産量は３０６３万トン。アメリカに次いで世界第２位という高い生産・使用量で、世界合計の約１割を占めています。直径１４センチ、高さ８メートルの紙の資源となる木を年間１人平均当たり３．９本消費している計算になります。 それだけその紙の原料となる原生林を含む天然林が様々な国で伐採されていることになるのです。森林伐採は自然の生態系だけではなく、地球環境をも破壊していることにもつながります。
  しかし現在、紙のリサイクル運動が活発になり、資源の少ない日本では古紙の回収率は４６％と世界でもベスト５に入るそうです。 一人一人が自覚し古紙のリサイクルに努めれば、それだけ各国の森林伐採が抑制できることになるのです。紙を使うなというのではなく、無駄をなくしたり、しっかりリサイクルするようにするだけで地球環境がちょっと良くなるという事を覚えておいてください。

大生運輸環境部では自然枯渇を考え、社内で使用する書類様式の最小化やミスプリントの再利用化(裏面を利用し再度コピー用にする。又はメモ用紙にする)等をISO１４００１のマネジメントプログラムに取り込み、紙の使用量の削減を心がけています。