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環境豆知識~テーマは″排出ガスの影響″~

人体に様々な影響を与える排出ガス(大気汚染物質)。その排出ガスの中の代表的物質を3つ紹介して、どのような人体影響があるのかを考えていきたいと思います。

    
―窒素酸化物―    
窒素酸化物は窒素の酸化物の総称であり、NOx(ノックス)とも呼ばれています。    

これらは光化学スモッグや酸性雨などを引き起こす原因物質の1つである。窒素酸化物の1つである二酸化窒素(NO2)は毒性が強く、肺に入った場合、細胞内を強い酸化作用で壊し、粘膜の刺激、気管支炎、肺水腫の原因にこともある。

 

―硫黄酸化物―
硫黄酸化物は硫黄の酸化物の総称であり、SOx(ソックス)とも呼ばれています。    

硫黄酸化物は水と反応すると強い酸性を示すため、酸性雨の原因の1つで植物を枯死させる。また、人の皮膚や粘膜の水分に反応し亜硫酸となり呼吸器を刺激し慢性気管支炎や喘息性気管支炎などの呼吸器系疾患を引き起こす。

 

―粒子状物質―
固体及び液体が粒状になったものを言い、PM(ピーエム)とも呼ばれ、さらに小さなものを浮遊粒子物質(SPM)と呼ばれている。これらは小さいため大気中に長時間とどまり、肺や気管にくっつきやすいため慢性呼吸疾患を引き起こす原因となる。また、発がん性が疑われているほか、花粉症にも関連があると言われている。
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