ガソリンや軽油を燃料とする車と違い天然ガスを使用し黒煙やＮＯｘなどの有害物質をあまりださない天然ガス自動車という車があります。

当社でもＣＮＧ車と呼ばれる天然ガス車がありますが、街では同じ天然ガス車なのにＮＧＶと書いてある車を見かけます。“ＣＮＧ”と“ＮＧＶ”って何が違うのかな？と思い調べてみました。

“ＣＮＧ”とはCompressed Natural Gasの略で圧縮天然ガス自動車のことを言うそうで、天然ガスを気体のまま、高圧(20MPa)でガス容器に貯蔵するタイプということでした。そして“ＮＧＶ”はNatural Gas Vehicle の略で天然ガスを使った乗り物と言う意味で、天然ガス自動車その物を指すみたいです。

また、その他にも天然ガスを－162度まで下げ液体として、超低温容器に貯蔵するタイプの液体天然ガス自動車（ＬＮＧ車）や天然ガスをガス容器内の吸着剤に吸着させ圧縮数MPaで貯蔵するタイプの吸着天然ガス自動車（ＡＮＧ車）と言うのもあるそうです。

結果、“ＮＧＶ”は天然ガス車その物であり、その天然ガスの貯蔵方式で“ＣＮＧ”というのがあることがわかりました。