環境豆知識 ~テーマは“フロン回収・オゾン破壊法”~
地球温暖化を防止するためにオゾン層を守らなければなりません。
オゾン層を守るためには業務用の冷凍・冷蔵機器やビルの空調機器からオゾン層破壊の原因となるフロン類を適切に回収することが必要なのです。
このため「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保当に関する法律の『フロン回収・破壊法』」が平成19年に改正されました。
この法律は業務用冷凍空調機器に冷媒として使用されているクロロフルオロカーボン(CFC)、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)の3種類のフロン類を対象とし、フロン類をみだりに放出することの禁止、機器の破壊の際にフロン類の回収・破壊を義務付けるために改正されたのです。
そのため、フロン類を使用している業務用の冷凍・冷蔵機器やビルの空調機器等は不要になり廃棄や買い換えを行うとき回収・破壊のためにもお金がかかります。しかし、環境に悪い公害物質をこれ以上出さないためにも必要な経費と考えなければなりません。