温室効果ガス濃度が過去最高に
2012年の二酸化炭素(CO2)など主要温室効果ガス濃度が過去最高だったことが、気象庁などの解析により明らかになり、地球温暖化の深刻さを表すデータとして注目されました。
この解析結果は、同庁が世界気象機関(WMO)の音質効果ガス世界資料センターとして、世界中の観測所によるデータを収集・解析してはじき出したもの。
それによると、CO2、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)が増加し、世界平均濃度は過去最高地を記録しました。
また、1999年から2006年までほぼ一定だったメタン濃度が、2007年に再び増加し始めたこともわかり、10月に公開されたIPCC第5次評価報告書(AR5)も主要ガスの濃度上昇を指摘しており、2020年発行予定の削減に向けた新枠組みの行方に世界の関心が集まっている。
一方、同庁は国内で初めて、全球の海洋によるCO2吸収量に関する情報提供をこのほど開始しました。
ホームページ「海洋の健康診断表」で見ることができます。
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