国土交通省が「新たなステージに対応した防災・減災のあり方」をとりまとめ公表しました。

　今回のとりまとめでは、雨の降り方が局地化、集中化、激甚化しているという状況、あるいは、大規模な火山噴火がいつ起きてもおかしくないという状況を、「新たなステージ」として捉え、それに対応するための今後の検討の方向性についてとりまとめています。

　「新たなステージ」に対応するためには、「想定外」の事態をなくすべく普段の取り組みを行っていく必要があり、そのためには、地震・津波対策と同様に、洪水対策等においても「最悪の事態」を視野に入れて備えていくべきであるとしています。

　 今後の施策の具体化にあたっては、本内容をわかりやすく世の中に広く発信するとともに、必要に応じて関係省庁や地方公共団体、経済団体等とも連携を図ってさらに検討を進めることとし、熟度があがったものから、順次実現を図っていくということです。

http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000855.html